岡崎市でソファー(ビニール製)のお掃除

皆さんのお宅にはビニールレザー製のソファーはありますか?

これは毎日使っていると、意外にその汚れに気づかないものです。でもお客様が使った
ら少々気になると思います。お客様が気づく前にお掃除しておきましょう。

コツさえ分かれば、簡単にキレイにすることができます。今回はこのおそうじ方法をご案内します。

ビニール製ソファーの特徴

特徴の第一は天然皮革に比べてコストが安いことですね。だからいろいろなところに利用されます。ソファーや椅子だけでなく他にも多くあります。バックから車の内張りカードケースなどなど、数え上げたらキリがありません。

ビニールレザーは色が多種あり好みの色が選べる、素材として丈夫で耐久性(対薬品性、対磨耗性)がよい、天然素材と比べてメンテナンスが楽と大変優れております。

しかしこれらの製品は、見栄えを良くするため皮革のようなしわが加工されているものが多くあります。このしわに汚れが入り込み、お掃除を難しくしています。

ビニール製ソファーの掃除ででやってはいけない事

丈夫なビニールレザーにもいくつか注意点があります。ビニールですから、熱には弱いです。アイロンがけはしないと思いますが、ストーブのそばなどでは、表面のつやがなくなったり、変形、変色の恐れがあります。

ベンジン、アルコールなどの有機溶剤に接触させるといろんな化学変化で表面が溶けたり、つやがなくなったり、硬化、軟化などがおこる恐れがあります。またほかにもカビキラーのどの漂白剤では、変色などの心配があります。これらの注意点をふまえて
お掃除をはじめます。

養生と掃除機かけ

ビニールレザーのソファーのクリーニングでは水と中性洗剤を使います。床を濡らす心配がありますので、作業を行う床をブルーシートなどで養生しておくと安心です。

次にソファーについているホコリを掃除機を使って吸い取ります。このときハケなどを利用すると作業がしやすいです。クッションのスキマはスキマノズルを使います。ホコリ取りを怠ると、最後のふき取り作業が手間になりますので、必ず実行しましょう。

ちょっと汚れのお掃除方法

日常は、柔らかい布で軽く乾拭きしてください。

飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、柔らかい布に中性洗剤を3~5%位に薄めたぬるま湯で硬く絞って拭き取ってください。

そのあと水拭きで洗剤液を十分拭き取り乾拭きをし、十分自然乾燥させてください。

しわに入り込んだガンコな汚れを取る!

前のおそうじ方法では汚れが取れない場合は、以下の方法を試してください。

これは洗剤を薄めた液で、たっぷりと浸し、、シワに入った汚れを浮かび上がらせて、取るという方法です。

洗剤液の準備

中性洗剤や住まいの洗剤を薄めたものをバケツに作ります。濃さは規定通りにして下さい。汚れが取れにくいときは濃い目の溶液を使用します。

そして、使用前に必ず、見えにくいところで、色落ちや変色がないことをチェックしてしてから使用するようにしましょう。

洗剤液で濡らして放置

洗剤液でソファーの表面をタオルを使ってたっぷり濡らします。汚れを浮かび上がらせるため2,3分程度放置します。

洗剤液を塗る時のコツは、タオルをやわらかく絞る事です。乾きやすい時期はタオルでシップするのも手です。

洗浄作業

洗剤液を塗布して、少し時間を置くと汚れが浮いてきます。ここで、スポンジをつかい円を描くように擦ります。スポンジは固い面を使うとソファーの生地を痛める場合がありますので、やわらい面を使います。スポンジには軽く水をつけておきます。

シワに入り込んだ汚れが頑固で、これでも落ちないようなこともあります。そんな時、私たちはえり用ブラシを使います。ホームセンターの洗濯用品コーナーに置いてあります。

歯ブラシでも可能です。ただし擦ることのできる面積が少ないので、時間をはかかります。

仕上げ拭き

最後に汚れと洗剤分をふき取ります。一度タオルでふき取ったあと、もう一度水拭きを行い、洗剤分を完全にふき取ってください。

泡立ちがなくなり、素手で洗浄面に触れてみて、ヌルッとしなければふき取りは完了です。タオルでから拭きして、表面を自然乾燥させます。

ビニール製ソファーを長持ちさせる方法

古いビニールレザーのソファーにヒビが入っていたり、表面が剥離しているのを見ることがあります。こうなった原因は直射日光に当てすぎた事、もう一つは水拭きをしすぎた事が考えられます。

直射日光については場所を移動して、直接日光が当たらないようにするか、ソファーカバーをかけましょう。

水ぶきのし過ぎですが、基本的にはビニールレザーは乾拭きだけで十分です。水を使うのはよほど汚れたときか、シミができた時に限ったほうが結果的に長持ちします。

2017年01月27日