家庭の定期清掃サービスには女性スタッフだけで行ってもらうようにしています。もちろん最初は私、店長も同行しますが、なれてきたら女性スタッフにお任せです。
今日のお客様はもう何年も伺っている方で、女性スタッフとも慣れて、いつも良くしていただいています。さていつも通り女性スタッフ2人で出て行きましたが・・・・
待てど暮らせど帰らぬ二人
ここの事務所を1時に出発して、2時間のお掃除サービスをして、事務所に戻るのがたいてい4時半くらいがいつもです。
それがどうした事か、5時になっても帰ってきません。事務所で一人で待っている私には不安がよぎります。「もしかして、事故でもあったじゃ・・・・?」
駐車場を見に行きますが、車は戻っておりません。誰もいません、しーんとしております。「子供じゃあるまいし、なんかあれば電話するよな」と思い直し事務所に戻ります。
5時10分、5時15分、5時20分、何度も時計を見ますが全く帰ってきません。「うちのスタッフはお客様の所を出ましたでしょうか?」そんな電話をしようかと思ったその時です、事務所のドアが開き、「帰りました!」との声。
「お疲れ様、今日は遅かったね。」「今日はご主人がいらっしゃって・・・」
いつもは不在のご主人が熱弁で帰れず
「仕事が終って、お客様がお茶を出して下さったら、頂いてください。」そんなことを言っています。もちろん、そんなお気遣いは無用ですよ。
いつもは奥様がお茶を出してくださいますが、この日はご主人もいらっしゃって、4人でお茶を飲んでお話が盛り上がってしまい、帰ると言いだせなくなってしまったとの事。
なんでも、イギリスだかイタリアだか、ご主人のオープンカーの話らしいですが、そりゃー帰るとは言いだせないよね。