エアコンの電気代を節約する方法。

ハウスクリーニングの中でもご注文の多いエアコンですが、その使い方のコツをまとめてみました。

家庭の電化製品で使用量が多いのはエアコン、冷蔵庫、照明、テレビの4つ。そのなかでもエアコンは家庭の電力消費の1/4を占めると言われます。

特に夏場、どの家庭でも電気料金が跳ね上がり、心配の種の一つではないでしょうか。そんなエアコンの電気代を少しでもお安くする方法をご紹介します。

まずは定番のフィルターのお掃除

マスクをすると誰でも少し息苦しい感じがします。エアコンフィルターもマスクのようなものです。

ホコリでフィルターが目詰まりすると、エアコンも空気が吸い込み難くなるため、風量が落ち、効きが悪くなります。この状態のエアコンは無理をして働いているので、電気も余計にかかります。ですから、フィルターの清掃は大変重要です。2週間に一度くらいの間隔で行うのがいいと思います。

おそうじ方法は、普段は掃除機でホコリを吸い取ることで十分です。でも夏シーズンの使い始めと使い終わりには、水洗いをしてしっかり汚れを落としましょう。水洗いはお風呂で行うと簡単ですよ。

温度、風向、風量の設定を見直す

エアコンの設定温度を一度下げただけで、やく10パーセントの節電になります。夏のエアコンの設定は28度が理想と言われています。エアコンの冷やしすぎは電気代が掛かるだけでなく、体にもよくありません。

外気温との差が7度以上になると、人は不快を感じ、冷房病の症状が出やすくなると言われます。

次に風向、風量です。冷房の場合、風の吹き出し口は上向き(水平)です。冷たい空気は下にたまりやすいためです。

またエアコンの設置場所によっては、どうしても冷気が偏ってしまうので扇風機を併用すると良いでしょう。扇風機の電気代はごくわずかです。一日6時間一ヶ月使用して、百円から百五十円程度です。

風量は自動にしておくと部屋が冷えるまでは強風で、その後は微風になるので効率のよい運転をしてくれます。

エアコン回りをチェックしよう

エアコンの吹き出し口のそばやすぐ下に棚やものを置かない様にしましょう。冷気が遮られたら、十分な冷房効果がなくなってしまいます。

窓からの熱気を防ぐため、カーテンやブラインドで日差しをさえきりましょう。ガラス一枚の窓ならば、レースのカーテン一枚でもすいぶんと差がでます。

また外から帰ってきて、すぐにエアコンのスイッチを入れるのは×。まずは換気をして、部屋の熱気を外に出してからエアコンをかけたほうが、すばやく部屋を冷やすことができます。

室外機の回りも忘れずに

次に室外機を見てみましょう。

室外機は部屋の熱気を外に吐き出す役目、だから室外機の周りが暑いと、熱をうまく放出できません。直射日光が当っているようなら、日よけを作ったり、板をのせるなり工夫が必要です。

また風がスムーズにでるように、室外機の前に物を置かないようにしましょう。

2016年05月25日