私はテレビはあまり見ないのですが、「ブラタモリ」、「鶴瓶の家族に乾杯」「ためしてガッテン」なんかはいつも見ています。先日ビールを飲みながら、夕食をとっていた時、いつもの「ためしてガッテン」で住まいのカビ対策をやっていました。職業柄このハウスクリーニングの話題にはグイグイ引き込まれてしまいました。
ゴムパッキンはこするな!
お風呂などのゴムパッキン(コーキングともいう)にカビが出ると、カビ取剤を使ってカビの汚れを取ろうとするわけですが、あまりキレイにならないので、ついついブラシでゴシゴシやってしまいがちですよね。しかし「それがイカン!」とのことでした。つまりゴシゴシやるとゴムパッキンの表面が傷ついてガサガサになってしまいます。ガサガサになるとカビが付きやすくなるので、カビ君は喜んでそこで大繁殖するわけでありました。カビ取剤を使ったら、薬品の効果を待つだけにして、こすらない様にしましょう。
私たちもカビ取剤(塩素系漂白剤・次亜塩素酸ナトリウム)を目地やコーキングにハケで塗り、じっと効果が出るのを待ちます。
お風呂のカビ退治はここを突け
カビが繁殖するのに必要な条件は、適温、湿度、栄養といわれますが、かなりのキビシイ状態でも繁殖するので、憎いところです。たとえば冷蔵庫のなかでもカビがでますよね。
でも弱点はあります。それは高温です。高温には弱かった。番組では50℃のシャワーをかければ、カビは退治できるとの事でした。
「お風呂のカビはどうしたら防げますか?」に答える
お客様から「お風呂のカビはどうしたら防げますか?」とご質問を頂くことがあります・これまでなら、お風呂を上がる時、シャワーで石鹸分や垢を流しておくと、カビは栄養分がなくなるので、生えにくくなりますよ。水のほうが温度を下げてくれるのでいいですね。と答えていました。これはこれで間違ってはいないと思います。
でもこれからは、熱いシャワーでカビを退治してから、浴室内の温度を下げるため水でながして下さい