みなさん!今回のブログは「キレイになるだけじゃない、心のもやもや解消におそうじが効く」です。
反復動作で脳内物質、セレトニンが増える
みなさん、お掃除は部屋がキレイになるだけでなく、心にもいいという事を知っていましたか。
気持ちが落ち込むと、体を動かすのもおっくうになり、家にもこもりがち。するとまたあれこれ考えたり、くよくよしたり・・・。
掃除はそんな悪循環を断つ一種の運動です。しかもいつでも手軽に始められます。
そして、掃除をするという行為に集中していると、自然と頭の中のゴタゴタが消え無心になれる。
過去の悔やみも未来への不安もどこかに消え、まさに「今を生きる」状態。このような無心になれることは、こころの健康にとって非常に重要です。
たとえばぞうきんで拭くという反復動作をひたすら続けていると、気分を調整する作用があるセロトニンが増えてくる。すると脳の中が鎮静化し、ストレスも減る。
また、汚かった部屋がきれいになると、当然気分もスッキリする。「キレイにした!」という満足感や達成感も得られて、前向きな気分になれる。家族や周囲の人から感謝され、人間関係もよくなる。
「実際、掃除を毎日するようになると、患者さんの顔つきが変わってきます。表情が明るくなり、周囲に対して”ありがとう”という言葉もでてくる。精神療法としての効果も高いです」
掃除を義務や負担と考えるのではなく、一種の脳トレ、“こころ磨き”のツールとしてとらえてみてはいかがでしょうか。